眠れぬ夜

眠れない夜に、僕の意識は
君の部屋に一人飛んでいって
朝が来るまで、君の横顔を
傍でずっと眺め続けて



そう 目覚めた君にキスして
そう 体がすり抜けて
まるで、心が触れ合ったみたい



そんな思い込みに僕は浮かれきってしまって
長い夜は、君の名をつぶやく
そんな言葉言わないで そんな顔をしないで
僕はただ 君を見つめるだけ