2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

自分のために歌う歌がある

独りで歌えば自分に聞かせるための歌になる。 自分が自分に自分のために励ます言葉になる。 「生まれたからには生きてやる」 ツラくてどうしようもない時には その言葉を叫ぶために ブルーハーツの歌を大声で歌う 体の芯からじんわりと熱が生まれる。 一番大…

この身から流れ出たもの

心身を傷つけられた。 これは洗礼か?制裁か? 傷口から何かが流れ出た。 余分な贅肉か?それとも痛々しい血か? 流れ出るたびに痛みを覚えた。 それでも生きるのは強さか?諦めか? 我が心身を傷つけたのは 私を導く教祖か?ただのサディストか?

説法や名文句や名言

誰かの言葉を借りようとしていた 説得するにはソレが一番だと思っていた 多分、違う。 説法や名文句や名言だって、最初は誰かの思いつきだった。 良い表現だから心に届き後に語り継がれたのだ。 ソレをお手本にするのは良いけれど ソレをそのまま覚えようと…

人の心は残念なことに、過去の自分のもの

どんな偉人の名言を読もうとも共感し尊敬する台詞は 過去にわが身で失敗したことだけ 大切な友人の死という一文で涙ぐむものもいるが、 それは過去に大事な親しい人をなくした者だけ 想像力は類推できる経験あってのもの 心は基本的に過去の自分以外を拒否す…

喜びの言葉で世界を覆えば

「好きなんだから欠点の1つぐらい大目に見てよ。」 「じゃあ、手伝う・・付き合うよ」だったり。 「なんのためにあくせく仕事してると思ってるの? あんたたちのためなんだから、学芸会には勿論行くわよ」だったり。 「俺が結婚してやんよ。絶対幸せにして…

ii

何がいいのさ? それって何さ? はぁ?そんな単純なことなの? そんなしょうもないことがいいって・・・ 振り回された俺がむしろ馬鹿みたいだよ。 そんなことで好きになられても そんなの俺じゃないんだよ。 まわりのやつらに間違ってもいうなよ そんなの俺…

二人は似ている

君も僕と同じだった。 人の顔色をうかがって人に話を合わせて 話を合わせるためについついつまらないことにも手を出す。 相手の話についていけなかった時に、あわてる様子までそっくり。 僕も君と同じだった。 でも、そういうよく似た二人だから、お互い相通…

言葉は刃物

言葉を刃物に最初にたとえた人を尊敬する 自分も同意見である。 刃には切れる面と切れない面がある。 押す、引く、刺す。 動かす角度によっても、切れるかどうか違う。 そして、刃を使う経験が浅いと上手く扱えない。 りんごの皮むきのよう。 身を傷つけない…

素直あるいは、誠実であれ

隠すのも、 開き直られる(固執される)のも 見苦しい 別に君をどうこうしないよ だから、君の考えには 素直になって欲しい 別に君をどうこうしないよ だから 君の考えには 素直になって欲しい

異星人との遭遇

共通言語を持たない人を 異星人と呼ぶのなら 君は僕にとっての異星人。 使う言葉も使う前提もどういう態度で話すべきかも なにもかも全く共通認識がない。 二人の間にこれだけは絶対正しいという 二人をつなぐ橋が一本もなく、 同じ人間とは決して思えない。…

最後まで

楽しくても 独りきり 寂しくても 独りきり 真っ暗な 部屋の片隅 愛想笑いを 止めた僕 (間奏) 向かいのマンションじゃこうこうと明かりが灯って 二階の部屋からは、調子はずれの鼻歌が流れて いつのまにか消えていって 僕が最後まで起きてる...nn

僕の言葉は 言い訳や見栄や愚痴ばかりを紡ぐ 笑いたいのに、悲しさに浸ろうとする けれど、絵で心を描こうと思うと 自分の中から、明確に幸せを引きずり出す 本当に自分が手に入れたいものが すんなりと光景として出てくる 窓の外は高台から見下ろしたような…

東京には何もない

東京には何もない ナルシストで独りよがりで自信過剰な 地方からの冒険譚は 始まりも終わりもなく だらだらと日々が過ぎていくだけになった 東京の何に必死にしがみついているのだろう 何も生まれなかったし何も残っちゃいない 東京には何もない もはや故郷…

夢を売る店 (本屋にて)

其処は夢を売っている。なんだか其処だけ 他より明るいし温度もあたたかい。 だから近づくと自分が輝いて 自分の内側から熱がほとばしるような気になる 所詮錯覚・・・ 夢は知識という情報で手に入れられない。積み重ねても届かない。 夢は努力という言葉で…