夢を売る店 (本屋にて)

其処は夢を売っている。なんだか其処だけ
他より明るいし温度もあたたかい。
だから近づくと自分が輝いて
自分の内側から熱がほとばしるような気になる



所詮錯覚・・・
夢は知識という情報で手に入れられない。積み重ねても届かない。
夢は努力という言葉で信じても辿り着けない。
夢は才能という言い訳に関係しない。



二次関数の曲線のようなレールの上を
ニトログリセリンの爆発で吹っ飛んだ先にある
そんな環境任せと運任せの先にある



本を読むから成功するんじゃなくて
成功する人は多く本を読むというだけ。
結果と原因が違うのに、その夢を売る場所に騙される。