2012-04-19 未来から来た彼女 短編、物語のような詩 突如街中で、20代中頃の女性にキスをされる。 隣の彼女と比べ物にならない情熱的なキスに、心変わりをしてしまう僕。 その人は言う。 「結局、付き合った男の中で一番だったから、別れなければ良かったと思って」 よく見ると、隣の彼女と瓜二つの容姿をしていた。 手を引かれるまま歩き出そうとすると 目の前に、未来の僕が立っていた。 彼は、僕を彼女から奪い走りだした。 (あぁ、おれは今も昔もこういうやつだよな) と内心で思いながら、彼からの人生のアドバイスを ただ黙って聞きながら彼についていった。