2011-01-20 フラクタクル 短編、物語のような詩 雪の結晶のような自己相似の構造 細部と全体が同じ形の構造、フラクタクル。 この世界がフラクタクルだとする。 目を覚ますと1つ大きな あるいは1つ小さな世界へ移動するとする。 自己相似な世界を行き来する・・・ どこまで行っても何も変わらないようでいて 移動後の世界では前の世界の出来事が 本か何かで語られている けれど同時進行でそれらの物語りは進み 合わせ鏡をのぞくようなもの どれが本物かわからなくなるだけ ただ、それだけ。 そしてどの世界でも 同じ失敗をする。多くの僕と一緒に悲しむ。