ハジメテの気持ち

一番最初が一番楽しい
次はもっと楽しいだろうと期待して
2回、3回とするんじゃなくて
本当は、楽しかった一回目の記憶を
取り戻したい一身で
2回、3回と次をする。



記憶がそう語っている。
ハジメテの記憶しか鮮明に覚えていない
とある格闘ゲームをした時のこと
とあるSFの映画を見た時のこと
気持ちがいい事をした時のこと
マイクをもって一人で歌った時のこと
とある推理小説を読んだときのこと
とある・・・・・・・



過去に戻ろうと必死で
何度やっても戻れなくて
やるたびに、感動は薄れていって
陳腐になる
退屈がすぐ其処まで来ている。