後ろ向き

人生という道を何度も何度も、いろんなひとが走り抜ける、
その1人としてそれを追いかける僕たち。
前を目指すけど、先に見えるのは一歩分。
しかも、足が着くほぼ直前に、ようやく少し前がみえる。
新しく見つけた前の人の足跡をたどって、必死に先に進もうとする。
前を目指すけど、先に見えるのは一歩分。
しかも、足が着くほぼ直前に、ようやく少し前がみえる。
前に進んでるけれど、誰も通ったことない程まで前にきたのだろうか。
遥か先の方の前は、よくわからない



自分が追い越した人なら、見える。
でもその人をみても、前はわからない。もっと先が居るのかも。
必死になって前へ足掻くけど、進んでいるのかよくわからない。