創作活動に心が折れそうになったときに、

なんで、こんな事をやっているんだろう。
こんなに必死になっても、頑張っても、苦労したとしても、
なんの結果もついてこない。
感想や意見も、もらえない。
誰もきっと喜んでない。



何かを掴んだ気になった閃きやアイディアも、
触発されたやる気きも
すぐ色褪せて、途中で投げ出したくなる。もう辞めたい。
ただの凡人だ。所詮。



上手くて精力的な山程の人と比べて、
自らの雑で、稚拙で、ヘタクソさを思い知る。
離されていく一方だとさえ思う。




―――でも、
決して諦めないと心に誓う。
時間があっても、超一流にはなれないけれど、
個性や味に磨きがかかった、超個性になれる。
後にも先にも自分にしか作れなかった作品は、きっと出来上がる。



60億人の中の0.0?%で十分だ。
10000人でもいい。
1000人でもいい。
100人でもいい。
自分の感覚を理解してくれる同質な人に、
ひっかかきキズが残ればいい。
今日より後に生まれてくる
未来の子供たちかもしれないし、
自分が死んでから
現れるのかもしれないけれど。
『これを考えた人スゲーっ!』
て、喝采してくれる。
そんな誰かを思い浮かべる。



諦めないんだから、
いつかは、辿り着ける。
この星に生まれゆく
魂の双子や後に続く可愛い後輩に向けて、
絶対に諦めない。
だから、勝手に焦って投げ出さない。